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日本脳炎について

2011.08.10

(1)日本脳炎とは。

 日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。

 流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全土に分布しています。この地域で飼育されているブタにおける日本脳炎の流行は毎年6月から10月まで続きますが、この間に80%以上のブタが感染しています。以前は小児、学童に発生していましたが予防接種の普及などで減少し、最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に発生しています。

 感染者のうち1000~5000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか髄膜炎や夏風邪の症状で終わる人もいますが、日本脳炎時の死亡率は約15%で、神経の後遺症を残す人が約50%もいます。

 

(2)日本脳炎ワクチン(不活化ワクチン)とは。

 日本脳炎ウイルスを殺し(不活化)、精製したものです。

 北海道を除く日本全土には日本脳炎ウイルスに感染したブタとウイルスを運ぶ蚊(コガタアカイエカ)がたくさんいます。3歳を過ぎたら受けるように努めましょう。確実に抵抗力(免疫)をつくるには、決められたとおりに受けることが大切です。

 

(3)日本脳炎ワクチンの副反応

 2日以内に37.5℃以上の発熱が1.5%に認められます。接種局所の発赤・腫脹(はれ)は予防接種を受けた者100人中10人程度です。ごくまら(100万人に1人程度)に重症のアレルギー性脳脊髄炎(ADEM)の発生も報告されています。

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